土鍋といえば、冬場の鍋料理には欠かせないアイテムです。
熱しやすく冷めにくいという保温性にも優れています。
そんな土鍋は鍋料理だけに使うものというイメージがあるかもしれませんが、
実は様々な料理に利用することが出来るのです。
特に、炊き込みご飯に関しては、炊飯器で作るよりも
ホカホカの仕上がりになるとともに、「おこげ」がより一層楽しみを増幅させてくれます。
例えば、土鍋料理の一つにカキを使った炊き込みご飯があります。
カキは冬が旬ですが、鍋料理だけでなく、炊き込みご飯にも最適です。
まず、米をとぎ、カキはしっかり水で洗います。
土鍋に酒と醤油、ショウガを入れ、カキを入れ、カキが膨らむまで煮ます。
いったんボウルに取り、鍋にこのときの煮汁と、水、そして米を入れ、沸騰させます。
次にカキを入れて、じっくりと炊き上げるのです。
炊き上がったら、しばらくふたを締めたまま蒸らすのも忘れずに。
これでカキの炊き込みご飯が完成です。
冬の味覚を存分に口の中に頬張りながらも、おこげもしっかり楽しめる一品です。
